はいさい!こんにちは♪( ´▽`)
今日は有名な概念ではありますが、勘違いしやすいものでいきますね。
クリステンセンのイノベーションのジレンマです。
言葉からパッと想像すると、イノベーション(技術革新)をしたら同時に何か悪いことが起きてしまうので悩ましいという袋小路(ジレンマ)に陥る、というようなイメージですよね。
それではちょっと理解が違ってきます。
簡潔に言うと、イノベーションとは、自社のこれまで培ってきた強みを徹底的に磨くことによる技術革新であると考え活動し、他社、特に新興ベンチャー企業の力を甘く見ていたことにより、市場ニーズを上手く捉えた他社にいつのまにか市場シェアも奪われていく、というものです。
この時の新興ベンチャー企業などの成長ポテンシャルの高い隠れた技術のことを「破壊的イノベーション」といい、過去の立派な実績がある大企業にとっては気づきにくい存在です。だから「いつのまにか」ニーズを捉え、急成長していくのです。
昔のように「良い製品を作れば売れる」時代はすでに終焉しました。
現代は消費者嗜好は多様化し、複雑化しすぎているのです。
だからこそ消費者心理・消費者行動と密接に関わる「マーケティング」が必要になってきたんです。
しかし、逆に言うと、「マーケティング」さえしっかりできれば、
大企業に打ち勝つチャンスもあるんじゃない??って考えられますよね。
「破壊的イノベーション」と考えられるような技術・サービスがあればいけるんじゃないでしょうか。
市場ニーズをうまく捉え、「必要とされる機能」に絞った商品・サービスを、市場が求める「適切な価格」で提供し、一番欲している人(ターゲット)が「そのことに気づいていくれる環境づくり」ができれば、同業他社でかつトップシェアの大企業にも勝てる可能性は出てきます。
弊社でもクライアント(沖縄芸能事務所様)への提案にそれは意識してはいますが、正直激ムズです。
1) 消費者(鑑賞者)にとって、沖縄音楽芸能に必要とされるものは何か?
2) その必要とされる音楽芸能を、消費者(鑑賞者)はどれくらいの価値判断をするのか?
3) そもそも消費者(鑑賞者)たりうる、つまり沖縄音楽芸能に興味を示す人がどれくらいいて、その人たちはどのような消費行動傾向があるのか?
上記のことは常に考えています。
しかし、ご想像の通り、過去に調査の実績のない業界なので、全くわかりません。
すべて手探りです。感覚でいくしかありません。
いろんな要素が絡み、とても1年や2年程度で分析できる環境ではなかった、というのが
私がこの業界にクライアントを抱えサポートし続けてきてからの感想です(笑)
でも最近、その高い壁を崩す秘策となるような事業を思いついたので、
そのビジネス展開がうまくいくかどうか、現在色々検討・調査中です!
ということで、本日はここまで〜!!
次回またおたのしみに♪( ´▽`)